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知恵ビジネスプランコンテスト 第1回認定プランを決定 (京都商工会議所会報平成22年3月4日)
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知恵ビジネスプランコンテスト 第1回認定プランを決定 (平成22年3月4日京都商工会議所会報 No.692)
古い京町家は、耐震性や維持・メンテナンスの問題、住みにくい、使い勝手が悪いという理由で、空家のまま放置されたり取り壊されたりするケースが少なくない。
同社は、京町家を大規模改修した住宅を「リ・ストック住宅」として販売するなど、伝統的建築物の保存・再生に力を注いできた。顧客ニーズを巧みに取り入れ、伝統建築の良さを残しつつも、現代生活に合わせた住み心地を両立させている。
今回のビジネスプランでは、京町家宿泊体験施設「京宿家」事業を提案した。
これは、国内外から訪れる観光客に、自宅感覚で町家に宿泊してもらおうというもの。
旅館業営業許可を得た宿泊施設とすることで、1泊からの滞在が可能となり、旅行代理店と提携した企画により顧客のすそ野も広がる。
また、宿泊施設としての活用で、不動産収益が見込めることから、他府県の京都ファンなどが町家を別荘として購入する多様な所有形態が可能となる。
こうした新しい不動産ビジネスのモデルを構築するとともに、耐震改修を行うことにより、町家をより長く維持・保存でき、京都の町並み景観の保全にもつながっていく。
京都には年間5000万人の観光客が訪れる。リピーター観光客や外国人観光客を獲得し、伝統的な町家への関心を高めることで、京都文化の新たな発見につながっていくと考えられる。
・龍谷大学 教授 佐藤研司 審査委員長の目・
これまで同社が手がけてきた京町家の再生実績を、景観維持や町家居住体験につなげるユニークな試みです。
京町家を宿泊施設に活用する事例は多く見られますが、旅館業法に基づくビジネスとして転換しているところに優位性があります。この知恵の独自性は、単に宿泊客を開拓するだけでなく、町家のオーナーに対して事業化提案を行うことで、町家の発掘という面での商品開拓を並行的に行っているということでしょう。
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